漫画家
2011-08-10
エロ漫画は比較的マイナーな作家によって描かれているものが多いようです。
一般漫画家としてデビューしたものの芽が出ず、やむなくエロ漫画を描いている、という漫画家も少なくありません。
少し前までは収入もわずかで、エロ漫画家はクリエイターの中でも最下層の存在として扱われていました(年収10万円なんていう話も…)。
では、現状はどうなっているかというと、エロ漫画家の労働条件はかなり改善されつつあるようです。
同人作家、あるいはエロ漫画家としてデビューし、その後メジャーな少年誌に作品を連載している作家さんもいますし、逆に、メジャーな作家が同人誌やエロ漫画を描くこともあります。
世間的にも「萌え文化」、「オタク文化」に対する理解が深まりつつあるようで、かつてはアンダーグラウンドの存在に過ぎなかった成年コミック、同人誌などの「アダルト漫画」全般が、市場規模を大きく拡大したことも漫画家の変遷に影響しているようです。
アダルト向けの漫画を書く漫画家には、はっきりいってストーリーテリングの能力は求められません。
重要なのはあくまでも画力であり、「萌える」ツボを把握するセンスです。
これは一般の漫画にもいえることですが、ただひたすらに「リアル」な画力が求められるわけではなく、魅力のあるキャラクターを創作するためにはある種のフォーマットを理解していなくてはなりません。
華奢な体を描く技術に定評のある作家もいれば、非現実的なまでにグラマラスなボディを描く作家もいるわけです。
性的な嗜好を刺激するフォーマットは十人十色なので、今後もますますエロ漫画のジャンルは広がりを見せることでしょう。
